昨夏甲子園出場の専大松戸8強入り逃す
「春季高校野球千葉大会3回戦、成田14-13専大松戸」(29日、千葉県天台)
昨夏甲子園出場の専大松戸が、両チーム合わせて30安打の乱打戦で敗れ、8強入りを逃した
初回に1点を先制されたその裏、1番・寺元啓介外野手(3年)の先頭打者アーチを皮切りに、打者13人の猛攻で7点を奪い逆転。しかし、三回に5点を返されると、その後は点の取り合いとなり、同点で迎えた九回に4失点。その裏に3番・天野泰外野手(3年)の左越え3ランで1点差に迫ったが、及ばなかった。
強風が吹き荒れる悪コンディション。両チームともに、野手がフライを捕れずヒットになるケースも度々見られた。もっとも、持丸修一監督は「ガッカリした」とナインに苦言。悪送球や判断ミスでタッチアップできなかった場面を指摘し「一つのアウトが取れない。走者が出ても進めない。メンバーを入れ替えるなり、一からやり直さないと」と、厳しかった。