専大「ゴジラ2世」森山が意地の3安打

 「東都大学野球、東洋大6-5専大」(8日、神宮)

 今秋ドラフト候補の専大・森山恵佑外野手(4年・星稜)が、一発を含む3安打3打点で意地を見せた。

 まずは初回に先制の右前適時打。5点を追う展開となった六回には、無死から右中間への二塁打でチャンスメークし、2得点の起点に。そして、七回は無死一塁から、左中間最深部に2ランを放り込んだ。

 左背筋痛を抱え「調整不足です。50%ぐらい」という状態。それでも、冬場に長さ87センチ、重さ1キロのバットを振り込んで逆方向への飛距離を求めた成果を披露し「完璧な感触。やってきたことは正解だった」と、敗戦の中にも収穫を感じ取った。

 星稜高時代からプロ注目の存在で、同校OBの松井秀喜氏になぞらえて「ゴジラ2世」と称された左の長距離砲。開幕カードで勝ち点を落とし、2季ぶりの優勝に向けては苦しいスタートとなったが「いろんな選手が経験を積めた。全員で戦って全員でうまくなっていきたい」と、主将らしく前を向いた。

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