「楽天４－２西武」（１日、コボスタ宮城）

　楽天が２連勝。開幕投手の先発・則本も８回２失点１２奪三振の好投で今季２連勝となった。

　二回、併殺崩れの間に１点を先制。四回、２つの敵失や嶋のスクイズで計３点を加え、リードを広げた。九回は松井裕が抑えて今季初セーブを挙げた。

　則本はお立ち台で「打線の援護もあり楽に投げることができました。１４０球は投げすぎ、もっとエコなピッチングしたい。（開幕戦で１１奪三振、この日は１２奪三振）とりたいところで空振りがとれた結果だと思います。（３年連続奪三振王へ）まだ２回しか登板してなくこれから山あり谷ありがないようにしたいが、地道に１個１個チームの勝ちを拾いたいと思います。（お立ち台の隣で）松井裕がうるさいんでずけど、自分が投げる試合は自分に勝ちがつかなくても、チームが勝って終わるような投球をしたい」などと話し、スタンドの歓声に応えた。

　西武は連敗。六回に秋山の一ゴロの間に１点をかえし、七回に炭谷の適時打で１点を追加した。守りのミスが響いた。先発・菊池は８回６安打４失点（自責１）で今季１敗目（０勝）を喫した。