マー君 第一子の出産予定日にソワソワ

鬼役を務め、子供たちに追いかけ回されるヤンキース・田中(撮影・棚橋慶太)
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 ヤンキースの田中将大投手(27)が3日、東京・神宮室内球技場で「ウブロ×田中将大 チャリティーイベント」に参加。少年野球チーム・渋谷ユニバースの子供たち52人との工夫を凝らしたトレーニングを楽しんだ。

 今年でメジャーリーグ3年目のシーズンを迎える田中はイベント後の囲み会見で、タレントで夫人の里田まい(31)が2月中に第1子の男児出産を控えていることで、「出産日が(約2週間後の)キャンプ初日と重なるかどうか、そこが心配でソワソワしてます」と、現在の胸の内を明かした。

 田中はまた、リハビリ中の右肘について「段階としては半分くらいなのかなあ。まだブルペンには入ってないが、大丈夫だということ。球団のメニューで(トレーニングの)強度は上がっている。(今後の調整については)向こう(米国)に行って話をする」と説明した。

 この日は子供たちと豆まきも楽しんだ田中は、「子供が間もなく生まれるので、今までとは違った見方だった」と吐露。本拠地ニューヨークでの子育てについては、「初めてなので両親も子供と一緒に成長していきたい。こういう職業はいつも家に帰れるわけじゃないので、普通ではないけど、一緒にいい時間を過ごしていきたい」と目元を緩めながら話した。なお、この日の会見では清原和博容疑者の逮捕に関する質問は自粛された。

 イベントでは子供たちから、「メジャーリーグになるために大事なことは」「スライダーを教えて」「野球をやってて一番うれしかったことは」の質問が向けられたが、田中は一つ一つに真摯(しんし)に答え、「(自分が)こんなにしゃべれるとは思わなかった」と感想。「今シーズンは3年目。皆に格好いいところを見せたい」と、子供たちに約束した。

 田中は昨年1月に今回のイベントを主催するスイスの高級腕時計ブランド「HUBLOT(ウブロ)」のアンバサダーに就任。同年7月には自身をイメージした日本限定88本の腕時計「アエロ・バン MT88」(本体価格194万円)が発売された。この日集まったチャリティー金額148万5000円に、ウブロCEOリカルド・グアダルーペ氏が上乗せした合計200万円が岩手県の慈善団体に贈られる。

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