巨人・原特別顧問 宮崎Cの訪問予定なし
巨人・原辰徳球団特別顧問が12日、客員教授を務める千葉県・勝浦市の国際武道大で講演を行った。
昨季限りで監督を勇退。1月1日付で特別顧問に就任したものの、現在は公の場に登場する機会も多くはない。年が明け、自身の将来像に関する問いに「まだまだ。そんな簡単なもんじゃない。目標設定もぼんやりしている。少し、いろんな風景が変わってくる可能性はあるかもしれませんが。いまのところは心地良い風しか吹いていない」と、穏やかな笑みを浮かべた。現時点では、2月の宮崎キャンプにも行く予定はないという。
通算12年間の監督生活にひと区切り。昨年の退任会見では今後について「あまりに背負っていたものが大きい。ゆっくり寝て、ゆっくり起きてということ。それでムクムクというものがあるなら考えればいい」と語っていたが、勝負師の心に何かが芽生えるのはしばらく先になりそうだ。