張本氏ポスティングシステムは人身売買

 野球評論家の張本勲氏(75)が6日、レギュラーコメンテーターを務めるTBSテレビ「サンデーモーニング」(日曜、前8・00)の人気コーナー「御意見番スポーツ」で、ポスティングシステムによる大リーグへの移籍を表明した広島・前田健太投手(27)について国内残留を勧めるともに、日本の球団が移籍金を手にする同システムについて「人身売買ですよ」と過激に批判した。

 張本氏は前田に向けて「(米国行きは)やめてほしいね。ポスティングシステムは人身売買ですよ。(広島には)黒田やカープ女子がいるじゃないですか」と、日本選手の海外流出阻止への気持ちをあらためて表した。

 この日はゲストコメンテーターとして、今季のセ・リーグ優勝を果たしたヤクルト・真中満監督(44)が出演し、フリーエージェント(FA)権を行使しての大リーグ移籍とは違い、日本の球団が多大な移籍金を得られるポスティングシステムについて「球団はありがたい」と発言。さらに「マエケンがいなくなるのは(ヤクルトにとって)助かりますけどね」と、ジョークの中に本音を含ませて語った。

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