工藤監督徹底、5点差でも連投の五十嵐

日本シリーズ進出に王手をかけ、内川聖一(背番号1)、李大浩(背番号10)らナインを笑顔で迎えるソフトバンク・工藤公康監督(中央)=ヤフオクドーム(撮影・吉澤敬太)
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 「パCSファイナルS・第2戦、ソフトバンク6-1ロッテ」(15日、ヤフオクドーム)

 ソフトバンクの工藤公康監督が5点差がついた状態でも連投となるセットアッパーの五十嵐亮太投手を投入し、ロッテにつけいるすきを与えなかった。

 六回に5点リードを奪ったため、6回を1失点で切り抜けたバンデンハークから森にスイッチ。八回のマウンドには五十嵐を送り込んだ。前日の第1戦では延長十回の1イニングを無失点で抑え、その裏のサヨナラ勝利に貢献したが、この日も四球を1つ与えたものの無安打で八回を0点に抑えた。

 試合後のインタビューで連投の理由をたずねられると、「相手が打ちあぐねている時はすきを見せてはつけこまれる要因になるので。徹底的に相手を抑え込んで勝利するのが、こうした短期決戦では大事ではないかなと思います」と言い切った。

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