巨人・原監督「まだ勝負はこれから!」

試合後、最終戦セレモニーでファンに挨拶する原監督=東京ドーム(撮影・吉澤敬太)
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 「巨人10-2ヤクルト」(4日、東京ドーム)

 2位確定の巨人が、すでに優勝を決めているヤクルトに大勝し、3連勝で今季最終戦を終えた。ヤクルトは3連勝ならず。

 巨人は三回、井端と坂本の連続適時打、長野の15号3ランで5点を先制。七回には片岡の3点二塁打などで5点を追加した。先発の内海は5回2安打無失点の好投で2勝目(1敗)を挙げた。

 ヤクルトは5点を追う六回、山田が38号2ランを放ち、100打点の大台に乗せた。

 巨人・原監督は試合後にファンへのあいさつに立ち「ジャイアンツは4連覇を目指し、全力で死力を尽くし戦いました。しかし2位という結果でした。しかしまだ、勝負はこれからです!ファンの皆さまとともに、大きな大きな目標、日本一に向かって戦っていきましょう。私の監督としての感謝の気持ちを込めました」。熱く語りかけると、「最後に選手を代表して坂本勇人があいさつします」と、突然の指名で終えた。

 ビックリした顔で笑ってマイクの前に立った坂本だったが「先ほど監督もおっしゃいましたが、まだ日本一という切符は残っています。ここで、東京ドームで日本一になれるように、クライマックス必ず勝てるように頑張っていきます」と宣言した。

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