報徳学園が決勝進出 近畿大会へ

 「高校野球秋季兵庫大会・準決勝、報徳学園5‐3神港学園」(3日、明石トーカロ)

 報徳学園が神港学園を下して決勝に進出。4日に同球場で、今夏の兵庫大会準々決勝で敗れた明石商と対戦する。また、6年連続でセンバツ出場校選考の重要資料となる秋季近畿大会への出場も決定。今年の同大会は、滋賀・皇子山球場で18日に開幕する。

 プロ注目左腕の主島大虎投手(2年)が6安打3失点。3試合連続で完投した。直球は常時130キロ台後半だが、「初回に相手が真っすぐを狙っているのがわかったのでタイミングをずらすことを考えた」とカーブ、チェンジアップを駆使。真っすぐをより効果的に見せた。「攻撃しやすく打線が爆発するようなリズムのある投球」が身上だ。

 この日は「(準々決勝の)育英戦に比べるとよくなかったが、気持ちで抑えようと思った」と言う。課題の立ち上がりは克服し、三回まで無失点。ただ、三回までに5点の援護をもらいながら、四回に3安打と2死球が絡んで3失点し、「失投から(崩れるのを)抑えきれなかった」と反省した。

 下級生から主戦投手だった左腕は、昨秋の近畿大会、今夏の兵庫大会とも「僕で負けて、痛い思いをした」と振り返る。同校として3季遠ざかっている甲子園へ、「先輩の分まで頑張りたい」とエースは気持ちを引き締めた。

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