ドラ1候補の駒大・今永は5回4失点
「東都大学野球、亜大10‐2駒大」(29日・神宮)
駒大の今秋ドラフト1位候補左腕・今永昇太投手(4年・北筑)が5回4失点で今季2敗目を喫した。
初回に先制2ランを被弾。5三振を奪った一方で5四死球を与えるなど、微妙な制球に苦しんだ。「ホームランは仕方ないにしても、ズルズル失点してしまったのが問題。今日出たものが全てだと思って、力のない人間は練習していくしかない」と険しい表情。プロ志望届の提出に関しても「いろいろ意識している部分はあるが、まだ考えられない」と、調子を戻すことで頭が一杯の様子だった。
今春は左肩の腱板炎症で登板なし。復帰を果たした今季も、まだ本来の姿には遠い。西村亮監督は「しっくりいってないんでしょうね。思い描いているイメージと違うのかな」と心配顔。「チーム全体で打破していくしかない」と、ナインの奮起を促した。