神戸国際大付3回戦敗退センバツ絶望的

 「高校野球・秋季兵庫大会3回戦、六甲アイランド6-2神戸国際大付」(22日、姫路ウインク球場)

 優勝候補の神戸国際大付が、伏兵の六甲アイランドに敗れ、来春のセンバツ出場が絶望的となった。来年のドラフト候補として注目される最速143キロ左腕、東郷太亮投手(2年)が今秋の公式戦で初登板。先発で四回途中まで2安打、7三振を奪ったが、味方の失策が絡んで2失点で降板した。2番手の142右腕、平内龍太投手(2年)も1点ビハインドの9回に3点を奪われるなど、5回を6安打4失点だった。

 打線は六甲アイランドの1年生左腕、薗(その)卓哉投手に五回まで無得点。六回に4番・神野の適時打、七回に犠飛で2点を返したが、軟投派左腕を最後まで攻略できなかった。

 青木尚龍監督(51)は、2度の打撃妨害や暴投などが絡んで先制された展開に、「負ける時は、日頃出ないプレーが出たりする。秋は先に点を取らないとしんどい。痛い敗戦」と厳しい表情だった。

 この日最速は142キロと、キレのある直球で三振を量産した東郷は「球は悪くなかったが、コントロールがつけられなかった。思い切り放ると上ずってしまった」と振り返った。また、「気持ちを切り替えて冬の練習をしっかりやる。来年いい結果を出したい」と誓った。

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