九州国際大付が初の夏8強入り

 「全国高校野球・3回戦、九州国際大付2-0作新学院」(15日、甲子園)

 九州国際大付が投手戦を制し、夏では初となる8強入りを果たした。

 0-0で迎えた六回2死4番で、元ロッテ監督の山本功児氏(63)の長男・山本武白志内野手(3年)が、2試合連続、今大会自身3本目となる本塁打を放って先制。七回には2死二、三塁から3番の岩崎魁人捕手(3年)の適時打で追加点を挙げた。

 投げては、先発の富山凌雅投手(3年)が切れの良い直球を軸に強打の作新学院打線を7安打完封。10-9と打ち合いとなった13日の2回戦・大阪偕星学園戦とは一転の快投を見せた。

 山本は2回戦で史上31人目となる2打席連続本塁打を放っており、この日の本塁打で今大会3本目となった。山本は「ちょい詰まりぐらいだったんですけど、入ってくれて良かったです」と笑顔。「一生懸命練習してきた成果がやっと出てくれたと思います」と声を弾ませた。夏の甲子園では、1985年に清原和博(PL学園)が放った5本が1大会個人最多本塁打。続いて同年の藤井進(宇部商)、05年の平田良介(大阪桐蔭)、06年の広井亮介(智弁和歌山)、12年の北條史也(光星学院)が4本塁打を記録している。

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