ソフトB細山田 初スタメン初打点

 「交流戦、巨人-ソフトバンク」(5日、東京ド)

 ソフトバンクの細山田武史捕手が「8番・捕手」で移籍後初スタメン。四回に勝ち越し打を放った。

 2-2で迎えた四回。連打と犠打で1死二、三塁として打席に細山田。その初球、真ん中付近に入った甘い変化球を逃さなかった。コンパクトなスイングで捉え、打球は左翼・亀井の頭上を越えていった。

 これが勝ち越しの2点二塁打となり、細山田は「初スタメンですからね。気合で、気持ち一本で打ちました!」と振り返った。

 細山田は2008年度ドラフトで横浜(現DeNA)から4位指名を受けて入団。将来の正捕手候補として期待されながらも故障などもあって伸び悩み、13年限りで戦力外通告を受けて退団。トライアウトを経てソフトバンクに育成契約選手として入団した。

 今年4月に支配下登録され、4月18日・ロッテ戦で移籍後初出場。5日・巨人戦が2試合目の出場で、2打席目に移籍後初安打、初打点をマークした。

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