平均年俸、広島、オリックスが大幅増

 労組日本プロ野球選手会(嶋基宏会長=楽天)は18日、2015年度の年俸調査結果を発表し、選手会に加入する支配下選手732人の平均年俸は前年比3・6%増の3811万円で、4年ぶりに前年を上回った。減額制限を上回る減俸が13年オフの33人から、14年オフは9人と減ったことも前年を上回る一因と見られる。

 球団別では、セが2年連続で3位となった広島が平均年俸で前年比25・7%増の3367万円。パが昨季2位に躍進したオリックスが前年比35・5%増の4464万円と大きく数字を伸ばした。

 3年連続リーグ優勝の巨人が平均年俸6893万円で4年連続トップ。最低は4年連続で、現在首位を走るDeNAの2503万円だった。阪神は平均年俸3558万円で、昨年の3位から4位へと下がった。出場登録選手の平均も、巨人が1億709万円で最高で、DeNAが2627万円で最低だった。

 全体ではセが前年比1・6%増の3788万円なのに対し、パが5・7%増の3834万円となり、18年ぶりにパがセを超える結果となった。1億円以上の選手は全体の8・9%に当たる65人(セ32人、パ33人ずつ)で、前年から1人増えた。球団別では巨人が最多の12人。ソフトバンクが9人で続いた。

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