ロッテドラ1中村 プロ1号先頭打者弾

1回、右越えに本塁打を放つ中村(撮影・村中拓久)
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 「ロッテ-西武」(30日、QVC)

 ロッテのドラフト1位・中村奨吾内野手(22)=早大=が、プロ初本塁打となる先制の先頭打者アーチを放った。

 「1番・三塁」でスタメン出場した中村は2ボール1ストライクからの4球目、ルブランの投じた外角高めの直球をとらえた。打球は風に乗り、右翼ポール際付近のスタンド最前列に飛び込んだ。

 「しっかり振り切れたので感触は良かったのですが、右翼(斉藤)の足が止まっていたので、右飛だと思って走っていました。高めのボールだったので、風にうまく乗ってくれましたね」と振り返った。

 ゴールデンウイーク中ということもあり、スタンドで両親が観戦。「いいところが見せられて良かったです。ボールは手元へ戻ってきたら、両親に渡したいと思います」と話した。

 先頭打者本塁打は、天理、早大のアマ時代にも「公式戦ではなかった」といい、「素直にうれしいです」と笑みを浮かべた。

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