東海大相模の2年生左腕・山田が初完投
「春季高校野球・神奈川大会3回戦、東海大相模9-1三浦学苑」(19日、サーティーフォー相模原)
昨夏の甲子園大会に出場した東海大相模が快勝し、16強入りした。
2年生左腕の山田啓太投手が5安打1失点、9奪三振の力投。7回コールド勝ちした18日の横浜翠嵐との2回戦から連投だったが、130キロ前後の直球と大きなカーブで緩急をつけ、公式戦で初めて9回を投げ抜いた。「ストライク先行でいけた。自信になった」と手応えをつかんだ様子だった。
今秋ドラフト上位候補コンビの吉田凌投手(3年)と小笠原慎之介投手(3年)は、ブルペン入りしたものの登板機会はなかった。門馬敬治監督は「春は育成がテーマ。2人も投げさせたかったが、山田の育成を取った」と説明した。