大阪桐蔭 4番外してコールド発進
2枚
「春季大阪府大会・1回戦、大阪桐蔭10-0岸和田」(11日、久宝寺)
史上6校目の夏連覇を目指す大阪桐蔭が岸和田産を10-0(5回コールド)で下した。
センバツで4強入りしたが「あと2つで日本一と思って臨んだら、夏は大阪を勝ち抜けない」と言い切った西谷監督。この日は故障の福田と、4番を務めてきた青柳を「実力不足です。頑張って欲しい」とスタメンから外し、新戦力を中心に起用した。三回に原田のランニング本塁打などで一挙5点を奪うと、攻撃の手を緩めず、五回に藤井の中前適時打などで3点を奪って試合を決めた。
投げては新2年の高山が先発し、5回1安打無失点の好投。「高山はこの大会で勉強して欲しい。夏に向けて新しい戦力が出てこないといけない」と西谷監督は言う。目標は春夏連覇から夏の連覇へ切り替わっている。「技術的なことを含めてタフにならないといけない。センバツでは3回勝ったけど、力不足を感じながら戦っていた。課題はすべてです」と語っていた。