ロッテ新人、知覧特攻平和会館を見学

 「ロッテ春季キャンプ」(20日、薩摩川内)

 ドラフト3位・岩下大輝投手(18)=星稜=、香月一也内野手(18)=大阪桐蔭=、脇本直人外野手(18)=健大高崎=、2年目右腕の二木康太投手(19)が、2軍の薩摩川内キャンプ休日の20日、鹿児島県南九州市にある知覧特攻平和会館を見学した。

 同会館は、太平洋戦争当時、この地に特攻隊の出撃基地があったことから、当時の記録を後世に残し、平和の大切さや命の尊さを訴え続けるために建設されたもの。ロッテでは選手教育の一環として2013年から2軍キャンプの休日に新人選手と希望者を対象に施設見学を行っている。

 この日、4人は、会館の講話を30分間聞いた後、1時間半かけて施設内を見学。陸軍特別攻撃隊員の遺影、遺品、記録等の展示物を見た。

 鹿児島県出身の二木は「僕たちは当たり前のように野球をやっているけど、当時の自分たちと同じ年頃の方の遺書を見て、深く考えさせられるものがありました」と神妙。香月は「展示物の中に野球のバットもありました。野球がしたくても出来なかった人のことを考えると、胸が締め付けられるような思いを感じました」と話した。

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