G阿部、グアムでの練習量に手応え
巨人・阿部慎之助内野手、坂本勇人内野手、長野久義外野手が24日、米グアムでの合同自主トレを終えて成田空港に帰国した。
阿部は捕手から一塁手に転向し、より打撃での貢献が求められるシーズン。現地では打撃フォームを入念に確認しながら、例年以上に練習量をこなしたという。手応えもつかんだ様子だが、「シーズンが一番。それに合わせてやれたら」と先を見据えた。
新主将の坂本はオフに体重を増やし、打撃面でもバットの握りを改良するなど、レベルアップに励んでいる。グアムの練習にも納得がいっている様子で、「阿部さんが(練習の)量をこなしているので、必然的に乗せられながらやってきました。フリー(打撃)もしっかりやれた」と笑顔を浮かべた。
長野はオフに右肘と右膝を手術した影響で、キャンプは2軍スタートになる。グアムではランニングを開始し、打撃練習は左手一本のティー打撃で感覚を養ったという。開幕に間に合うかは微妙な状況だが、「慌てるのは良くないので。悪くならないようにやっていきます」と冷静に話した。