広島一岡、人的補償の意地見せ大幅増

 広島の一岡竜司投手が2日、広島市内の球団事務所で契約交渉に臨み、1350万増の年俸2400万円で更改した。今季は31試合に登板し2勝2セーブ、防御率0・58。巨人にFA移籍した大竹の人的補償として移籍し、セットアッパーとして前半戦の躍進を支えた。

 一岡は「球団から、移ってきて素晴らしい投球をしてくれた、と言われてうれしかった」と笑顔を見せた。それでも、夏場から右肩痛で2度の離脱を経験したことに悔いが残る。「今年の経験を来年に生かしたい。1年間仕事を全うしたい」と、気を引き締めた。

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