今季国内FA権を取得した広島の梵英心内野手(34)がマツダスタジアムで10日、5度目の交渉を行い、FA宣言せずに残留することを表明した。12月に改めて契約の交渉を行うが、単年契約になる模様。
スーツ姿で交渉を終えた梵は「このチームで勝ちたい、優勝したいという気持ちを伝え、来年もお願いしますと伝えた。球団からは選手会長として選手を引っ張っていってもらいたいと言われた」とすっきりした表情で話した。
梵は日産自動車から05年の大学・社会人ドラフト3巡目で広島に入団。故障した両膝に不安を抱えながら今季は114試合に出場し、打率・269、8本塁打、41打点。