虎のドラ1横山 台湾で“禁欲宣言”

 「21Uワールド杯」(7日開幕、台湾・台中)

 21U(21歳以下)ワールドカップに出場する日本代表が5日、開催地の台湾・台中に入った。阪神からドラフト1位指名を受けた横山雄哉投手(20)=新日鉄住金鹿島=は異国での“禁欲”を宣言。第3、4戦のどちらかでの先発に向けて、万全の準備を整える。

 飛行機で台北に到着後、約2時間半をかけてバスで台中へ移動。宿舎到着直後には、平田監督(阪神ヘッドコーチ)が全選手に食事や移動などの注意点を述べた。

 横山は初海外に浮かれた様子もなく「戦うために来たので、食事とか行動とかをしっかりしたい」と明言。この日の宿舎の食事には日本食はそばしかなく、パスタ、ピザなど、食べ慣れた物を中心に空腹を満たした。普段は口にしない台湾料理は、体調に影響を与える可能性もあり、今後もひかえる予定だ。

 決戦の地に入って気持ちも盛り上がってきた。「雰囲気が違うので国際舞台に来たんだ、と実感が湧いてきた」。横山は誘惑を断ち、世界一を目指す。

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