プロ1号が逆転サヨナラ 西武・斉藤彰
「西武6‐5日本ハム」(2日、西武ド)
プロ7年目の西武・斉藤彰吾外野手が、プロ1号を劇的なサヨナラ弾で決めた。3‐5で迎えた1死二、三塁で、右翼席へ逆転3ランを放った。
これが今季初ヒット。「いま、(頭が)真っ白ですね」。記念すべきアーチがこんな形で生まれるとは、本人も夢にも思っていなかった。
「イメージできていなかったんで、自分が一番驚いています。手応えですか?あんまり覚えていません」
埼玉・春日部共栄高からドラフト7位で入団。昨年は1軍で8試合に出場し、無安打に終わった。
「いままでいろいろあったんですけど…一生懸命やってきて良かったです」。お立ち台でそう声を詰まらせた瞬間、スタンドから温かい歓声が飛んだ。
