浦学・小島がロング救援 昨春V左腕

 「春季高校野球埼玉大会・準々決勝、浦和学院9‐3春日部共栄」(1日、上尾市民)

 浦和学院が逆転勝ちで4強入りした。昨春センバツV左腕の小島(おじま)和哉投手(3年)が8回1失点7奪三振の力投で、勝利を呼び込んだ。

 初回に2ランで先制されたが、その裏に同点とすると、小島が直後にマウンドへ。最速143キロをマークした直球はキレも十分。三回に連打で1点を奪われた以外は、危なげのない投球だった。

 エースの作ったリズムに打線も応えた。二回に3番・津田の右中間適時三塁打で2点を勝ち越すと、四、七回の好機にも、適時打でそつなく加点した。

 二回からのロングリリーフにも、小島は「早めの継投で行くと言われていたので、待ってました、という感じだった」と準備万端。「左打者の内角にしっかり投げたかった。軽く投げて、もっと真っすぐがピュッといけばいい」と課題を挙げながらも「調子自体は段々よくなってきた」と収穫も口にした。

 森士(おさむ)監督も「制球力が戻ってきて、変な力感がなくなってきた」と評価していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス