中日が延長11回一気5点 G西村誤算

延長11回、和田に勝ち越しタイムリーを打たれ途中降板する西村(中央)=撮影・村中拓久
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 「巨人2‐7中日」(19日、東京ド)

 中日が2‐2の延長十一回に5点を挙げて勝利。今季10勝9敗で貯金を1とした。

 この回先頭のルナ、続く平田が巨人の4番手・西村から、ともに初球を連打し、森野の犠打で1死二、三塁。ここで和田の三遊間を破る適時打で勝ち越し、なおも1死一、三塁。巨人・原監督は西村をあきらめ、高木京を登板させた。

 原監督は試合後、「今日も西村は決していい方ではなかった」と話した。西村は前夜(18日)もセーブこそついたが、九回に打ち込まれていた。

 中日はさらに代打・小笠原が四球を選び1死満塁とし、堂上直の適時打でこの回2点目。さらに代打・野本が右越えに2点二塁打を放ち、大島の犠飛とたたみかけ、一気に5点を奪った。

 延長十一回に代打、代走を繰り出し、5点をもぎ取った中日の谷繁兼任監督は、「ベンチにいる選手も(試合に)出ている選手も、全員でプレーする。そういう形が出た試合だった」と納得の表情で話した。

 中日は0‐2の七回、先頭・森野が四球で出て、続く和田が左翼へ同点の5号2ラン。先発・大野は9回7安打2失点。

 巨人は阪神と入れ替わり、2位から3位に。初回2死二塁から村田が右翼へ適時二塁打を放ち先制点。六回には2死一、三塁から村田の適時打で2点目。先発・内海は8回4安打2失点。

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