日本球団注目の韓国本塁打王、ブルワーズと3年18億円で合意

 大リーグ、ブルワーズは29日(日本時間30日)、15年に韓国で40本塁打&40盗塁を記録し、日本球団も調査していた強打者、エリック・テイムズ内野手(30)と3年契約で合意したと発表した。入団会見の様子を伝えた大リーグ公式サイトによると、3年で1600万ドル(約18億円)が保証されているという。

 テイムズは11年にブルージェイズでメジャーデビューし、マリナーズにも所属したが、13年にオリオールズのマイナーでプレーしたのを最後に、韓国KBOリーグ、NCへ移籍した。

 新天地では1年目の14年に打率・343、37本塁打、121打点をマーク。15年は打率・381で首位打者となり、47本塁打、140打点。40盗塁を記録し、アジアのプロ野球界で初の40-40の偉業を達成した。3年目の今季は121試合に出場し、打率・317、40本塁打、118打点。ホームランのタイトルを獲得した。

 大リーグ公式サイトによると、契約の詳細は17年が400万ドル(約4億5千万円)、18年が500万ドル(約5億6000万円)、19年が600万ドル(約6億7千万円)。球団が選択権をもつ4年目は年俸750万ドル(約8億4000万円)で、バイアウトの場合は100万ドル(約1億1200万円)が選手に支払われる。また、打席数によって出来高がつくという。

 日本では阪神、巨人、ソフトバンクなどが調査していたとされ、今オフの動向が注目されていた。

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