イチ「想像できる範囲」バントで初安打

 「マーリンズ0-2ブレーブス」(8日、マイアミ)

 マーリンズ・イチロー外野手(41)がブレーブス戦に代打出場し、投前バント安打で今季初安打をマークした。チームは0-2で負け、開幕3連敗。

 技が冴(さ)えた。冷静に三塁手の位置を確認し、絶妙な打球を投手の左側へ転がした。メジャー15年目で初となるバント安打によるシーズン初ヒット。「想像できる範囲だと思いますよ、僕の気持ちなんて。だから言う必要ないんじゃないの」。イチローは移籍後初安打を淡々と振り返った。

 2点を追う七回。3試合連続で代打で登場。無安打で迎えた打席でフルスイングしない勇気を問われ、「バントってそういうもの。説明するまでもないんじゃないの」。一塁到達まで3秒6はトップクラスのスピード。レドモンド監督は「41歳だけどまだまだ走れる」と笑顔で言った。

 連敗中のチーム。試合前練習ではムードメーカーに徹した。フリー打撃でチームメートが奏でる快音に賞賛の言葉をかけ、自身の打球が柵越えするたびに声を上げて喜び、場を盛り上げた。

 打席に入る登場曲をこの日から変えた。理由は前の曲が試合中の効果音に使用されていたから。新たに選曲したのは大好きなスヌープ・ドッグの「BOOM」。イチローらしいこだわり。結果的にいいゲン直しになった。

 しかし、チームは開幕3連敗。重い空気に包まれた試合後のクラブハウスでスパイクを磨くイチローがいた。初安打の喜びと安ど、そして、敗れた悔しさ。すべての気持ちを整理して球場を後にした。

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