「オープン戦、マーリンズ１－７カージナルス」（１７日、ジュピター）

　マーリンズ・イチローがアラフォー対決を制した。六回、４１歳のベテランが３９歳の中継ぎ左腕・チョートから一塁内野安打を記録。鋭い打球を相手野手が好捕したが、ベースカバーに走った投手に競り勝った。

　完全休養日だった前日はキャンプ地から約１３０キロ南にある本拠地・マーリンズパークで自主トレ。「ここ（キャンプ地でのチーム練習）よりもキツかったです」。遠投を入念に行うなど、約１時間半、体を動かした。

　試合を観戦したイチローの代理人、ボッグス氏は前夜にイチローと会食。「状態はよさそうですね。新しい環境になじんでいる。とてもハッピーそうだった」。１月末に東京で行われた入団会見以来、約２カ月ぶりの再会の印象を語った。