メジャー216勝シリング氏がんを告白
メジャー通算216勝を挙げ、ダイヤモンドバックスとレッドソックスで世界一に貢献したカート・シリング氏(47)が5日(日本時間6日)、がんであることを告白した。同氏が解説者を務める米スポーツ専門局、ESPN(電子版)が伝えた。
同サイトによると、シリング氏は声明文の中で「人生とは神からの贈り物を受け入れることであり、挑戦を受けるために立ち上がることだと常に信じています」などと語ったという。
07年に引退したシリング氏はメジャー20年間で5球団を渡り歩き、最多勝2回(01、04年)、最多奪三振2回(97、98年)。ダイヤモンドバックス時代の01年には22勝を挙げ、ランディ・ジョンソンとの2本柱で球団史上初の世界一に尽力、ワールドシリーズMVPを受賞した。またレッドソックス時代の04年にはシーズン21勝&球団86年ぶりのワールドシリーズ制覇に貢献した。
大舞台に強く、プレーオフでは通算19試合に先発し、11勝2敗、防御率2・23の記録を残している。




