イチロー、ヤンキース電撃移籍一問一答
2012年7月25日
‐ジーター、A・ロドリゲスらと一緒にプレーする意味は?
「仲良くしてください、と」
‐環境が変わることで、自分にいい影響をもたらすか。
「もちろん、そうしたいと思っていますし、今のヤンキースの状況を考えれば少しでも力になりたい、という思いでいっぱいです」
‐どんな挑戦を楽しみにしているか。
「監督が横にいますけど、インタビューの答え方がうまいなあと思いますし、これから先、その対策を僕はしていかなきゃいけないなあと。そういうチャレンジをしていかなければいけないと思います」
‐ヤンキースのクラブハウスにはベテランがいっぱいいるが。
「それも見てみないと分からないです。ただ、今まで2つ使っていたロッカーが1つになるんじゃないかと思ってますけど」
‐(キャプテンの)ジーターについてどう思うか。
「長い間、安定した結果を出している人間、そして一番勝つことを命じられているチームの中で、ああいった存在で居続けられることっていうのは、これは僕の想像ですけど、ポテンシャルだけでは成立しない、やはりそこに確かな人間性が存在している、というふうに想像しています」
‐これまで多くの日本メディアに追いかけられてきたが、それはニューヨークへ行くための準備だったのか。
「あのー、そういう無駄な質問に時間は割けられない(爆笑)」
‐ワールドシリーズについて
「その質問は時期尚早というか、長い間野球をやってきましたけども、実際にプレーオフに出ることができたのは2001年だけという経験の中で、現段階でワールドシリーズのことを僕に語る資格がないと思っています。しかし、時間をへてヤンキースのプレーヤーとして時間を過ごしたときにそういった思いが自分に芽生えることを期待しています」
‐一番さびしく思うことは?
「これはあまりにも長い時間をすごしてきたので、一つ挙げることはできないですね、(3秒沈黙)この間(ま)で察してください。ただ、この先、ヤンキースのプレーヤーとして勝ちを重ねていったときに…やめます、これ、ちょっと危ないです。中止!(笑)」
(試合後)
(ヤンキースのキャップを後ろ向きにかぶって囲み取材に応じる)
‐反対側のベンチに元自分がいたチームがいる。どんな一日だったか?
「そもそもこのタイミングでこうなるというのは今日しかなかったわけですから、なにかがあったんでしょうね、としか説明がつかないし、ここに狙いを定めているわけではなかったでしょうから、いろいろ動いてくれた人たちがね、ただ、最初のファンの人たちの反応というのが、今日の一日を特別なものにしてくれたという印象ですね」
‐背番号31。どういう思いがあった?
「そんな選べるのないもん。それはねぇ、フィーリングでしょうね、1っていうのはほしかったな、っていうのはありますね。響きとサイン書いたときのバランスと」
‐環境が変わることの恐れは?
「怖いですよ、環境が変わることは、怖いです、不安ですよ。ただ、そう決意したわけですから、そういうものも断ち切らなくてはいけないでしょうね、断ち切れるように進んでいきたい、ということですね。その覚悟をもっていくつもりです」
‐マリナーズには、川崎らがいるが。
「そのことも、迷った中の要素でしたね。ただ、ムネとは、ここまで、スプリングトレーニングからずっとやってきて、いい時間を共有できたというふうに認識してますし、まあ、一緒の場所にいることが、必ずしも一緒になっている、ということではない。もちろん、そうなんですけど、違う場所にいても、一緒にやることは出来るという考え方も僕の中にはあったので、まあ、ここまでしか表現できない」
‐今回の決断に関して家族とはどう話し合いを?
「家族はもう、僕の決断についてきてくれる。まあ、はっきりとした決意を示してくれたので、そこは支えになりました」
‐ヤンキースのユニホームを着た印象は?
「着てるとあんまり見えないでしょ?見えるのは僕以外の人なので、僕以外の人に聞いてみたいですね。背番号も全然見えないし。どうでした?まあ、似合わないはずはないと思いながら、全体の鏡とかも全く見てないので、見てないですよ、僕、客観的に。でも、似合わないはずはないと思っています。これからもっとものにしていきたいと思ってます。どうでしたかね?(番号は)61っていう選択もあったんだけどね、それは微妙だなあと思ってやめました」
‐ヤンキースのクラブハウスの雰囲気は?
「ここに流れている空気っていうのは、ダッグアウトもそうなんですけど、もの凄く落ち着いた空気だったんですよね、気持ちよかったですね。今日一日だけですけど。静かなわけではない、ただ、がちゃがちゃうるさいだけではない、そのバランスが、好みだと僕は感じました」
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