9キーワードで神戸の魅力に迫る展覧会

1868年(慶応3)、日米修好通商条約等により開港した神戸港。開港150年に当たる今年、神戸市内でさまざまな記念イベントが予定されています。「神戸ファッション美術館」(神戸市東灘区)で、1月19日からおこなわれる『神戸開港150年記念 ファッション都市神戸ー輝かしき国際港と地場産業の変遷』展もそのひとつで、「ファッション」を切り口に神戸の文化とその魅力に迫ります。

日本有数の国際貿易港・神戸では、港の発展と共に外来文化を積極的に取り入れるハイカラな気風が醸成されました。ゴルフ、マラソン、サッカー、ジャズ、水族館など、神戸が日本初のものを挙げたらきりがないほどです。

本展では、神戸洋服、アパレル、神戸靴、ケミカルシューズ、真珠加工、清酒、コーヒー、洋菓子、神戸洋家具という9つの地場産業に着目。地域の人々により生み出され、育まれてきた独特の文化を通して、神戸の魅力を再発見できます。

なお、エントランス展示の『べっぴん子ども服と阪神間スタイル』や、ギャラリー展示の『神戸 絹の道』など、関連イベントが充実しているのもうれしいところです。期間は3月26日まで、一般500円。

文/小吹隆文(美術ライター)

(Lmaga.jp)

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