朝ドラOPでも注目、刺繍アートの清川あさみ展

現在放送中のNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』のオープニング映像やポスターを手掛けるなど、糸や布を使ったアート作品で注目を集めるアーティスト、清川あさみ。彼女の作品約150点を展示する大規模展が、2017年1月21日から「美術館『えき』KYOTO」(京都市下京区)でスタートする。

90年代後半、文化服装学院在学中にモデルとして人気を博すも、卒業後は一転、写真や紙に直接刺繍を施す独自の美術作品で作家活動を開始。以降、数々のファッション広告やCDジャケットを手がけたほか、代表作『コンプレックス』シリーズは、横尾忠則、草間彌生など錚々たる現代アーティストが名を連ねるアートコレクション「高橋コレクション」に所蔵されるほどに。また2012年には、詩人・谷川俊太郎との共作絵本『かみさまはいる いない』にて児童書世界大会の日本代表に選出されるなど、彼女が生み出す繊細で色彩豊かな作品は、女性だけでなく多くの人々を魅了している。

今回の個展では、女優やアイドルの写真の一部に刺繍を施した人気作『美女採集』の新作や、自身のインスタグラムにアップした画像をモチーフにした『I:I』、そして『べっぴんさん』オープニングの原画なども登場。初日には清川本人が来館し、サイン会を開催する。期間は2月14日まで。料金は800円。

取材・文/浅野はるか

(Lmaga.jp)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

関西最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス