永井大、40歳を前に初のコメディ舞台

ドラマ、映画、バラエティと多岐にわたって活躍する俳優の永井大。仲間由紀恵主演の『放浪記』では、昨年10月から4カ月にも渡り105公演もの舞台を経験した彼が、次は宅間孝行による舞台『わらいのまち』でコメディに初チャレンジする。2017年3月に東京、4月に名古屋・兵庫と公演を控える永井が12月22日、大阪市内で取材に応じた。

妻・中越典子が出演する作品など多くの舞台を見てきたが、特に宅間の作品が好きだと話す永井。「2008年の宅間さんの作品『夕』が僕にとっての初舞台。そこから同じ舞台に立つのは8年ぶりになります。来年39歳ですが、この1年をどういうふうに過ごして、役者として40歳からの10年間を見つめ直せる場。相談したら応えてくれる演出家だと思っている」と宅間に信頼を寄せている。

コメディタッチのドラマには出演経験があるが、今回が初のコメディ舞台。永井は「吉本新喜劇を観に行ったこともありますし、すっちー&吉田が好きなので、延々YouTubeで観てる。しつこく、しつこく、しつこく同じ行動。同じセリフをずっと言ってるだけなのに、ジワジワっとして、ドカンと来ますもんね。ほんとにおもしろいですよねぇ」とコメディが好きなようだ。「シーンごとに撮影するドラマと違って数時間演じ切らないといけない怖さはありますが、宅間さんを信じて思い切り演じたい」と本作に意気込む。

一方で、今回一番心配だと話すのが、タクフェス終演後におこなわれる名物のダンス。「ダンスの経験がない。人前で踊ったことがないので、できれば影でこっそり見届けたいですけどね・・・。どんくさいの嫌じゃないですか。できるかな・・・」とかなり不安そう。影練を積むとのことなので、その仕上がりも期待したい。

本作は、寂れた田舎町の寂れた温泉旅館で繰り広げられるシチュエーションコメディ。長年音信不通だった旅館の長男が町に戻ってくることからはじまる喜劇で、次男を演じる永井をはじめ、舞台にいる全員が勘違いをし、すれ違いを繰り返していく物語だ。兵庫公演は4月18日~23日、「兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール」(兵庫県西宮市)にて。チケットは8000円、各プレイガイドで発売中。

(Lmaga.jp)

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