郷土菓子求め大陸横断 京都で凱旋イベント

自転車で3年半かけて、フランスからユーラシア大陸を20カ国以上300種以上の郷土菓子を調査した林周作さん。2015年12月に帰国してから初めて、地元の京都「小林芳三商店」(京都市下京区)で4月29日にイベント『春の一日・郷土菓子研究室 in 京都』を行う。

土地の風土、文化的背景などが活かされた郷土菓子に興味を持ち、19歳の時に「郷土菓子研究社」を立ち上げた林さん。フランスで修業後、自転車で1日平均100km以上走行しつつ、街を巡って見つけたものや、地元の人に教えてもらった郷土菓子を巡る旅へ。時には現地のおうちで一緒に作りながら、レシピを教えてもらったりもしたのだとか。

「日常の気取っていない郷土菓子は、こってり甘かったり、大雑把な盛り方だったり・・・それが日本でいただく同じスイーツとも異なり魅力でした。最初はおいしくないと思ったものも、食べ比べしていると、おいしいものがあったり、その魅力を見いだせたりしましたね。なかでも、面白かったのはトルコ。約3カ月で70種食べて、現地の人よりも詳しくなっていました。でも旅全体で、感動するほどおいしかったのは約3割です」。

旅の途中にノートパソコンで執筆、制作したフリーペーパー『PASTRY TIMES』を日本で配布し、本まで出版するほどに(出版のため1年間一時帰国も)。海外にいながらにしても彼の動向に注目する人は増え続けて、先日2カ月にわたって東京で行った郷土菓子を週替わりで販売するイベントも大好評。40種類以上のスパイスが入ったトルコのお粥のような「アシュレ」、インドのコルカタ地方のミルキーなスイーツ「ラス マライ」など見たことも聞いたこともないお菓子を楽しめるとあって、全種制覇した人も。

今回の京都のイベントでは、彼が現地で食べて感動した郷土菓子6種「ユーラシアプレート盛り」と旅のお話を楽しめる内容に。「今は日本でお店を開くのが目標。落ち着いたら次は南米へ行きたいですね。でも、機会が訪れたらどこへでも、すぐに行ってしまいそう」と、旅好きならではの発言。お菓子好きとあらば、この貴重な機会をお見逃しないように(料金2300円、要予約)。

取材・文/松永大地

(Lmaga.jp)

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