「竹村だヨ！全員集合！当たる馬券知ってるよ」

【日曜・中京１１Ｒ・ＣＢＣ賞】

　この時期の中京の芝はそれなりに差しも決まるコンディション。レースまでに雨が降れば、内が緩んでさらに差せる状態に。ただし、力を要するだけに軽い馬場でこその差し馬には注意が必要。狙いは◎サドンストーム。高松宮記念では４着と健闘。上位３頭には離されましたが、馬場の悪い内めを通りながらしぶとい伸び。昨年の覇者コパノリチャード以下を完封した内容は地力強化の証しでしょう。２走前の阪急杯も直線で追いだしを待たされながらの０秒３差ですからね。５７キロのトップハンデとはいえ、このメンバーならまず首位争い！

　相手の本線は○ダンスディレクター。前走は直線で包まれて追えずじまい。完全に脚を余したので度外視できますね。相変わらずスタートに課題は残るものの、それを補って余りある爆発力は魅力。スムーズにさばければ上位争い。３番手は▲ウリウリ。自在性があるだけに、初の６Ｆ戦でも問題なく流れに乗れるはず。一瞬の切れ味で勝負するタイプでもあるので、メリハリを利かせられるこの距離でさらに持ち味が生きる可能性も秘めています。

　以下、×ジャストドゥイング、☆レッドオーヴァル、△ホウライアキコ、△トーホウアマポーラ。馬券は馬連と◎軸１頭の３連複で勝負。

【日曜・中京３Ｒ・３歳未勝利】

　◎ジェントルヴァウ。デビュー前から攻めは目立っていましたが、それにしても今週が絶品の動き。鞍上の仕掛けに素早く反応し、併走馬を一瞬で突き放しましたからね。未勝利馬とは思えないスピード感がありましたよ。今回は初芝なんですが、バネがあって弾むようなフットワーク。適性はむしろ高いと思います。レースに行って力むだけに、ここ２戦はラストで甘くなりましたが、２度の実戦経験を積んだことと芝変わりで前進は必至。このタイミングで狙い撃ちます！

　相手は○トウカイクローネ、▲アヴァンギャルド、×デビュタント、☆ウェルカムワゴン、△トーホウバード、トウケイウルフ、△オーキャロルまで。馬券は馬単の裏表と３連単は◎の１着固定で勝負。

【日曜・福島１１Ｒ・ラジオＮＩＫＫＥＩ賞】

　◎アッシュゴールド。帰厩後は以前の気負うところが解消し、実にのびのびとした走り。リラックスできている分、ストライドが伸びて抜群の推進力を発揮。さすがにこの一族、ほかとは雰囲気が違いますね。ソエが治まったことで坂路からコース主体に変更し、バリバリと乗り込みを消化。態勢は整ったとみていいでしょう。ただ、毎日杯の時も正直、攻め気配は悪くありませんでした。それだけに、この動きを見せられてもレースでどう転ぶかという不安は拭えないのですが、徐々に“覚醒”しているのは間違いありません。素質馬がそろったここなら配当的な妙味も十分にありますからね。今回で駄目なら、軌道に乗ってくるまで買わないつもり。

　相手は○アンビシャス、▲ナヴィオン、×レアリスタ、☆ミュゼゴースト、△キャンベルジュニア、△ロジチャリス、△グリュイエール。馬券は単勝と馬連○▲×を厚めに印各馬へ。

【７月４日の推奨馬成績＝(2)(1)(6)着】

　（馬サブロー栗東支局長・竹村浩行）