【GKC】荒牧聖未、一発の魅力十分
「ガールズケイリンコレクション2015岸和田ステージ・F2」(21日、岸和田)
荒牧聖未(栃木)=102期
久しぶりに大舞台で勇姿を披露することになるのが荒牧聖未だ。意外にもガールズケイリンコレクションは初参戦だが、2012年の第1回ガールズグランプリ(京王閣)で2着に食い込むなどビッグレースでの実績もある。
近況は決勝で惜敗が続くが、予選では1着ラッシュと好調をキープしている。今大会は3連対率の上位順で出場選手が決定されるが、荒牧の選考順位は小林優香(福岡)、梶田舞(栃木)に続く3番手。数字からも彼女の安定感がはっきりと表れている。
もちろんここ一番の破壊力も兼ね備える。完全優勝を果たした3月の前橋決勝では、逃げた加瀬加奈子(新潟)の3番手を奪取して、力強くまくるなど一発の魅力は十分だ。
レースの組み立てと、強気の攻めには定評がある荒牧。強豪が激突する大一番になればなるほど、展開面でもチャンスは大いに出てくる。得意戦法でもあるシビアな位置取りからのまくり一発でコレクション初出場初Vの偉業を狙う。