SG・第28回賞金王決定戦
池田最強証明!11年覇者が昨年の屈辱“倍返し”
2013/12/23 住之江12R| ▼SG・賞金王決定戦・優勝戦 | |||||
| 着順 | 連番 | 選手名 | 住所 | 進入 | ST |
| 1着 | ① | 池田 浩二 | 愛知 | ① | 12 |
| 2着 | ② | 中島 孝平 | 福井 | ② | 14 |
| 3着 | ③ | 新田 雄史 | 三重 | ③ | 13 |
| 4着 | ④ | 毒島 誠 | 群馬 | ④ | 15 |
| 5着 | ⑤ | 篠崎 元志 | 福岡 | ⑥ | 17 |
| 6着 | ⑥ | 田村 隆信 | 徳島 | ⑤ | 19 |
1号艇で断然人気を集めた池田浩二(35)=愛知・81期・A1=がインから完璧な逃げを披露。11年に続き2度目の頂点に立ち、賞金1億円を獲得した。2着に中島孝平、3着に新田雄史が入り、3連単は人気サイドの決着に終わった。また、11Rで行われた賞金王シリーズ戦の優勝戦は前本泰和(41)=広島・70期・A1=が逃げてSG初制覇を飾った。
賞金王決定戦で2度目の優勝を決めた池田浩二。左は南明奈
完璧イン戦でV2達成
右手のこぶしを握りしめて、2年ぶりに賞金王のウイニングゴールを駆け抜けた。池田が大一番で完璧な逃げを披露。賞金王制覇に挑む5選手の野望を1周1Mであっさりと打ち砕いた。エース3号機を手にしたエンジン抽選から主役の座を最後まで明け渡すことはなかった。「トライアルでは多少ズレていた」と話していたSも、頂上決戦ではきっちり修正。賞金王の名にふさわしい強さを見せ付けた。
天才が初めて味わった屈辱を〝倍返し〟にした。一昨年、ボート界の頂点に立つも、昨年は新ペラ制度に苦しみ、まさかのシリーズ戦回り。「決定戦に出なければ意味がないと思った」と、13年は3月のSG・総理大臣杯を制し早々にベスト12入りを決めると、2年ぶりに乗り込んだ大舞台では黄金のヘルメット奪回にも成功した。
「勝ててホッとしてます。1回はたまたまでも獲れるけど、2回目はなかなか獲れないと思っていた。今年を漢字で例えると『耐』かな。今年もいろいろあったので」と普段はクールな池田が珍しく喜びを爆発させた。
次の目標は野中和夫、植木通彦(ともに引退)、松井繁、田中信一郎の4人が達成している賞金王V3。輝きを取り戻した今の池田なら大記録に並ぶ日もそう遠くはなさそうだ。
1周2M
優勝戦VTR
S展示は田村の前付けを誰も入れず、枠なりのオールスロー進入。本番は篠崎が外に出され、12346・5の5対1の並び。池田は100m付近のそう深くない位置からの起こし。スリットは全艇横一線。コンマ12のトップSを決めた池田が力強くイン先マイを決めてライバル5艇を完封し、Vを確定付けた。焦点は2着争いに。2コースから差した中島、まくり差しの新田がBS並走。内の中島が2Mを先取りし、2着を確保した。戦い終わって
アッキーニャ卒業タレントの南明奈(24)が、2010年から務めてきたボートレースのイメージキャラクターを〝卒業〟した。遠藤久美子、優木まおみ、和田アキ子に続く4代目キャラクターとして、「どの色、好きなの?」などのセリフで、4年間にわたり、大役を務めてきたが、新キャラクターにバトンタッチ。賞金王となった池田浩二と記念撮影に臨み、「長い間ありがとうございました」とあいさつした。
中島雪辱誓った
中島は優勝した3年前と同じ2号艇で臨んだが2着に終わった。「1Mは自分なりにまずまずのターンができたが、池田選手とは行き足が違っていた。やっぱりエンジンをもっと出さないとダメ。テクニックもそう」と自分に言い聞かせるように振り返っていた。来年の目標を聞かれると「また成長してこの舞台に戻ってきたい」とリベンジを誓った。
来年の賞金王決定戦出場選手枠18人に
SG・賞金王決定戦は来年の第29回大会(14年12月18~23日・平和島)からシステムが大幅に変更される。これまでの4日間開催から6日間開催となり、さらに、出場枠も12人から18人に拡大され、2ステージ制で行われる。頂上決戦出場へのチャンスを広げて選手のモチベーションを高めるとともに、より一層の盛り上がりを図る。
出場選手は当年の1月1日からチャレンジカップ及びレディースチャレンジカップが終了する日までの獲得賞金額上位18人。1日2レースのトライアル戦を初日、2日目の第1ステージと3日目から5日目までの第2ステージに分ける。
第1ステージは獲得賞金額上位7~18位までの12人で争い、勝ち上がった6人は第2ステージに進出。敗退した6人は賞金王シリーズ戦へ回る。第2ステージは獲得賞金額上位1~6位までの6人と第1ステージから勝ち上がった6人の計12人で最終日の賞金王決定戦(優勝戦)への進出をかけて争う。
また、来年からは、賞金王決定戦というレース名とは別に、通称名として「グランプリ」が使用される。
新田雄史(3着)
「緊張はまったくなかった。これ以上ないSが行けたし、1Mもイメージ通りのターンができた」
毒島誠(4着)
「ベストは尽くしました。いい緊張感があって楽しめたし、この経験が次につながると思います」
篠崎元志(5着)
「勝てる位置はあそこしかないと思い単騎で行った。来年は一般戦回りだが、確実に稼いで18人に残れるように頑張りたい」
田村隆信(6着)
「足は仕上がってました。Sはもう少し行きたかったが…。充実した1年でした」
WHO’S WHO
池田浩二(いけだ・こうじ)1978年4月3日、愛知県常滑市出身。35歳。1997年11月、常滑で81期生としてデビュー(6着)。99年4月、常滑で初優勝。通算成績は3683走、1着1171回。優勝49回。GⅠ優勝は7回、SG優勝は11年笹川賞など9回。生涯獲得賞金は、15億920万6410円。家族は、妻、2男1女。人気音楽ユニット、スキマスイッチの大橋卓弥は、愛知県立知多高等学校の同級生。レースニュース
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