ホーム競馬・レース2013年ボートレースグレード開催チャレンジカップ
SG・第16回チャレンジカップ
森高SG初制覇!お見事快逃劇
2013/11/25 津12R| ▼SG・チャレンジカップ・優勝戦 | |||||
| 着順 | 連番 | 選手名 | 住所 | 進入 | ST |
| 1着 | ① | 森高 一真 | 香川 | ① | 08 |
| 2着 | ③ | 徳増 秀樹 | 静岡 | ③ | 10 |
| 3着 | ⑥ | 斉藤 仁 | 福岡 | ⑥ | 10 |
| 4着 | ④ | 三井所尊春 | 佐賀 | ④ | 13 |
| 5着 | ② | 菊地 孝平 | 静岡 | ② | 11 |
| 6着 | ⑤ | 山口 剛 | 広島 | ⑤ | 17 |
森高SG初優勝―。1号艇の森高一真(35)=香川・85期・A1=がインから逃げて3回目の優出で悲願のSG初V。注目の賞金王決定戦進出争いは優勝戦で3着に入った斉藤仁が12位で滑り込んだ。優勝した森高は約20万円差で惜しくも13位となった。
SG初制覇を果たした森高一真(左)
決定戦逃すも「悔いはない」
ボート界最強の85期に新たなSGウイナーが誕生した。初経験のSG優勝戦1号艇で結果を出した森高。「ガッツポーズをするのも忘れるくらい緊張した」と振り返るが、レースではコンマ08のトップSで逃げ切る快勝劇。「ペラ制度が変わってからは一番の足だった。まくられないSなら大丈夫だと思った」と堂々とした走りで、断然の一番人気に応えた。これまでのSGでは抽選運にも泣かされてきたが、今節は前検から手応え十分の実績機をゲット。さらにレースでも魅せた。6号艇だった2日目4Rで果敢に3コースを奪い、まくりで1着。尊敬する香川の先輩・安岐真人氏(現・デイリースポーツ評論家)を思わせる積極的な走りでシリーズの流れを引き寄せると、その後は白星を並べて頂点に立った。
賞金王決定戦の出場はわずかな差で逃したが「地元にSG優勝を持って帰りたいと思っていた。(12位の斉藤)仁さんは1年間コンスタントに頑張っていたし、自分はラッキーパンチみたいなものなので。13位でも全然悔いはない」と胸を張った。
「安岐さんと2人だけの約束があるので頑張ります」。詳細は明かしてくれなかったが、早くも気持ちは次に向いている。SGウイナーとなった森高を、来年は賞金王の舞台でも見てみたい。
1周2M
優勝戦VTR
S展示は5号艇の山口が前付けに動き、1253・46の並びだったが、本番は誰も動くことなく、3対3の枠なり進入。スリットはインコースの森高がコンマ08のトップSから力強く先マイを決めて、そのまま押し切った。菊地は差せず、3コースから握った徳増が2Mも全速戦で三井所を振り切り2着を確定させた。斉藤は最内を差してBSは4番手だったが、2Mで三井所をうまく差し捕らえて接戦を競り勝って3着に入った。戦い終わって
斉藤3着で決定戦出場斉藤仁が3着でベスト12入り―。レース後、報道陣に声をかけられると「マジッすか?計算合ってます?」とビックリした表情。2着でないとダメだと思っていたようだ。「賞金王決定戦を意識せず、1つでも上の着を獲ろうと思って3着競りをしていた」と振り返った。
レースについては「足は仕上がっていた。Sは全速で行けたし、伸びも良かった」と悔いはない。今年は5月若松の記念を含む優勝5回。平和島の総理大臣杯に続き2度目のSG優出と絶好調。「去年の自分より成長している。来月、チャンスをもらったので頑張ります」と斉藤らしい丁寧な言葉で締めくくった。
来年は「レディースチャレンジC」も併設
SG・チャレンジカップは14年から年末のSG・賞金王決定戦およびGI・賞金女王決定戦へのチャレンジステージとして、従来のチャレンジカップに併せて女子選手によるGⅡ・レディースチャレンジカップが新設。1つの競走開催期間の中で2つのチャレンジカップを同時開催。
チャレンジカップの出場選手は現行の52人から32人に変更する予定で、優勝賞金は今年と同じ2500万円。新設されるレディースチャレンジカップの出場選手は20人で優勝賞金は400万円の予定。
徳増秀樹(2着)
「外が伸びてきてたし、1Mはツケマイしかなかった。自分としてはいい仕上がりで臨めたと思うし、悔いはない」
三井所尊春(4着)
「ベストです。やれるだけのことはやりましたよ。やっぱりSGの優勝戦は楽しい。また次もチャレンジしたい」
菊地幸平(5着)
「1Mは森高選手に完璧なターンをされた。初動を入れた時点で当たる感じがしてうまく回れなかった。技量不足」
山口剛(6着)
「菊地さんがキャビったのが見えたので…。狙い所はバッチリだったと思う。でも、1着に届く感じではなかった」
WHO’S WHO
森高一真(もりたか・かずま)1978年6月3日生まれの35歳。香川県東かがわ市出身。香川県立三本松高を卒業後、85期生として本栖研修所に入所。99年11月鳴門一般戦でデビュー(2着)。初優勝は01年6月宮島タイトル戦。今回のチャレンジカップがSG初優勝。170センチ、50キロ。血液型はAB。家族は妻と3女。同期は井口佳典、田村隆信、湯川浩司、丸岡正典、田口節子ら。85期では5人目のSGウイナーとなる。生涯獲得賞金は5億8928万7781円(24日現在)。レースニュース
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