【競輪】真杉匠が西武園記念V 鮮やかなまくり追い込みで4回目のG3制覇

 「ゴールド・ウイング賞」(23日、西武園)

 真杉匠(25)=栃木・113期・SS=が鮮やかな大外まくり追い込みを決めて快勝。2023年5月宇都宮以来、通算4回目のG3制覇を決めた。最終2角から踏み上げた深谷知広(静岡)はゴール前で真杉にかわされて2着。地元期待の平原康多(埼玉)は3着だった。

 狙い通りのまくり追い込みで、真杉が大外から突き抜けた。最終2角で深谷が浮上を開始すると、ワンテンポ遅らせて進出。深谷が平原をねじ伏せたゴール前で、まとめてかわして優勝。「深谷さんより先に踏んじゃいけないと思って。だいぶ遠回りになったけど、届いて良かった」と喜んだ。

 昨年8月のG1・オールスターを制した西武園で再浮上のきっかけを得た。3月のG2・ウイナーズカップ(取手)は準決で落車。前場所の川崎記念は準決で敗退と苦戦続き。今回から新車を投入して「初日はどうなるかと思ったが、徐々に良くなった」と振り返り、次走のG1・日本選手権(30日~5月5日・平)へ「ここで勝てたのは自信になるし、ダービーへも自信を持って臨める」とキッパリ。大一番でも目が離せない。

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