【ボート】また爆破予告でレース中止 12日のまるがめに続き鳴門で

 徳島県の鳴門ボートで26日、爆破予告があったため、5R以降の開催を中止した。正午過ぎに中年男性の声で代表電話に「爆弾を仕掛けた。午後2時頃に爆破する」と予告があり、主催者側は鳴門署に通報。4Rまでレースは行われたが、5R展示終了後に執行本部より「爆破予告がありました。皆さまの安全確保のため、誘導員に従って、至急ご退場をお願いします」とアナウンスをして、午後1時9分に発走予定だった5R以降を中止した。

 この日は女子レーサーによる、ヴィーナスシリーズ第12戦の最終日。12Rで優勝戦が行われる予定で、1185人の入場者があった。場内を捜索したが、不審物は発見されなかった。なお、最終日は27日に順延する。

 鳴門市の山内秀治公営企業管理者は「このような事態での中止は、残念であり、かつ、遺憾であります。ボートレース鳴門だけでなく、ボートレース業界全体で対応していかなければならない事件であると考えています。本日お越しいただいたお客さま、レースやイベントを楽しみにしていただいた方々には、大変ご迷惑とご心配をおかけしました」とコメントした。

 最近では12日に香川県のまるがめボートに爆破予告があったばかり。レースは6Rまで行われたが、7Rのスタート展示後に、場内アナウンスで7R以降の中止を発表した。

 鳴門署は威力業務妨害容疑で捜査するとともに、関連を調べる。

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