【有馬記念】出走馬の長所と短所
「有馬記念・G1」(25日、中山)
(1)キタサンブラック
長所=G1・3勝はメンバー最多。充実一途だ
短所=展開が鍵に。切れ味勝負では分が悪い
(2)ゴールドアクター
長所=前年の覇者。パワー型で中山はベスト
短所=昨年時の勢いなし。イレ込み癖も心配
(3)ムスカテール
長所=東京だが芝2500メートルのレコードを保持
短所=休養を挟んで以降は掲示板にも載れず
(4)ヤマカツエース
長所=前走Vで勢い。中山は2戦2勝の巧者
短所=母は芝1200メートルで3勝。距離微妙で
(5)サムソンズプライド
長所=近親に活躍馬多数。母系は一流クラス
短所=重賞は〈0006〉。見劣りは否めず
(6)サウンズオブアース
長所=昨年2着。大舞台ほど燃えるタイプだ
短所=全19戦2勝、2着8回。勝ちみに遅い
(7)マルターズアポジー
長所=目下3連勝中の勢い。テンの速さナンバー1
短所=マイルでも掛かり気味。距離延長は?
(8)ミッキークイーン
長所=着外は不利あったJCだけ。叩き上昇
短所=中山は初コース。牡馬相手に実績なし
(9)ヒットザターゲット
長所=JRA10場で出走と、キャリアが豊富
短所=8歳馬。伸びしろは望めそうになく…
(10)アドマイヤデウス
長所=昨年は7着も、勝ち馬からは0秒2差
短所=昨年3月の日経賞以来、勝ち星はなし
(11)サトノダイヤモンド
長所=牡馬三冠で3、2、1着。安定感は抜群だ
短所=古馬とは初対戦。小回りコースも不安
(12)サトノノブレス
長所=自在性があり、時計勝負にも対応可能
短所=中山は3戦未勝利。適性には疑問符も
(13)デニムアンドルビー
長所=切れ味はメンバー屈指。末脚勝負なら
短所=約3年3カ月間、白星から遠ざかり…
(14)シュヴァルグラン
長所=息の長い末脚、持久力と器用さも兼備
短所=中山は初参戦。経験不足の感は否めず
(15)アルバート
長所=スタミナに自信。中山の長丁場は得意
短所=G1では11、6着。パンチ不足否めない
(16)マリアライト
長所=春のグランプリV。底力は牡馬顔負け
短所=コーナー6つのコースで大外枠は痛恨