【神戸新聞杯】ルメール サトノダイヤモンドの能力マカヒキと「同じくらい」

 「神戸新聞杯・G2」(25日、阪神)

 迫る大一番を前に、自然と気持ちは高まる。マカヒキで凱旋門賞に挑戦するルメールが、出国前に「(能力は)同じくらい」と評価するサトノダイヤモンドを勝利に導く。中間は調教に騎乗していないが、「担当の厩務員さんから“何の問題もない”と聞いています。楽しみ」と胸を躍らせる。皐月賞3着、ダービー2着と惜敗したが、「G1を勝てる馬」と信頼は揺るがない。

 クラシックでしのぎを削ったライバルが海外遠征で不在。最後の1冠奪取のためにも、弾みをつけたい一戦だ。「阪神2400メートルは外回りで直線も長いし、ちょうどいい。秋はマカヒキもいない。菊花賞はクラシックで大きなレース。もちろん勝ちたい。自信はあります」。日曜阪神で騎乗後、ルメールはその日のうちに渡仏を予定。3歳世代のトップ2頭を駆って、日仏を舞台に大暴れする。

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