【競輪】小田原競輪G3は郡司浩平がV

「開設67周年記念 G3 北条早雲杯争奪戦」(24日 小田原競輪場)

 郡司浩平(25)=神奈川、99期、S1=が山中秀将の番手から稲垣裕之のまくりに切り替え、最終2コーナーからは自力でまくりを決めて小田原G3を初制覇。1月和歌山に続き2回目となるG3優勝を果たした。武田憲祐が2着、高橋陽介が3着に入った。

 南関東地区の結束力を実らせて、郡司が小田原記念の初優勝を決めた。決勝は先輩である山中の番手回り。「ラインの誰かが優勝できるように」と強い決意で臨んだ。

 レースは山中が残り2周から先行勝負。稲垣が巻き返すと、今度は最終ホームで稲垣の後位へとスイッチ。そして最終2コーナーからは自力でまくって先頭でフィニッシュ。「山中さんが頑張ってくれたおかげ。今度は自分が前で頑張って恩返しをしたい」と改めてラインの結束力を強調した。

 6月のG1高松宮記念杯(名古屋)で決勝2着。もう次の目標はG1での優勝しかないだろう。「中部や近畿はまとまっていて強い。これからは僕が南関東ラインを引っ張っていきたい」と若きリーダーは力強く決意を表明する。10月の寛仁親王牌(前橋)、11月の競輪祭(小倉)では、自力勝負でG1優勝を目指していく。

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