【函館記念展望】今年も大混戦!レッドレイヴン重賞初Vなるか

 荒れるハンデ重賞として知られる函館記念。今年も混戦ムードが漂うメンバー構成となった。主役は巴賞を制したレッドレイヴン。重賞は12年東スポ杯2歳S2着が最高着順だが、6歳になって心身ともに充実。前2年は5、2着と勝てなかった前哨戦を制し、いい流れで重賞タイトルに挑む。藤沢和師は「重賞でもやれる力はある」と意気込んでいる。

 7歳のベテラン馬ファントムライトも地力は上位だ。前走の天皇賞・春は14着。G1初挑戦のうえ、初距離と条件が厳しかった。今回は重賞3戦を含め、一度も3着を外していない2000メートル戦。田中博助手は「距離短縮はプラス。洋芝も合いそう」と舞台変わりを歓迎する。

 エプソムC3着から挑むマイネルミラノは昨年8着。巴賞を制して臨んだものの、大外枠も影響してスムーズな競馬ができなかった。コース適性の高さからも上位を狙える。

 ネオリアリズムは、まだまだ伸びしろたっぷりの素質馬。前走の小倉大賞典は20キロの馬体増ながら小差3着に健闘した。昨年の覇者ダービーフィズ、巴賞2着のマテンロウボス、今年のダイヤモンドSを制したトゥインクルなどもハンデ次第では勝ち負けを狙える。

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