【ボート】木戸ちゃんが鳴門に潜入

 「大渦大賞・G1」(2日開幕、鳴門)

 鳴門ボートの開設63周年記念「G1・大渦大賞」は2日から6日間にわたって行われる。約2年間の休催を経て新スタンドが完成し、4月末にリニューアルオープン。「大渦大賞」は3年ぶりの開催(14、15年は宮島で代替開催)となる。今回は「ボートレースラジオガールズ」のメンバーとして活躍する“木戸ちゃん”こと木戸弥生さんが場内に潜入。生まれ変わった鳴門ボートの魅力をたっぷりとリポートする。

 小鳴門橋をバックに新スタンドが輝いている。2年間の休催を経て、4月28日にリニューアルオープンしたボートレース鳴門。「日本一コンパクトなスタンドになりましたが、この中にたくさんの魅力が詰まってます!」。まずは木戸ちゃんが元気にPRだ。

 全国13のラジオ局から女性パーソナリティが選出され、2014年に結成された「ボートレースラジオガールズ」。そのメンバーとして活躍する木戸ちゃんは足しげくレース場に通い、地元選手たちの情報などを全国に発信している。

 メインスタンドに入る前に、まずは1Mの正面に完成した付属棟「ダイナミックキャビン」へ。3階にある特別観覧施設「ROKU」は、広々とした室内にカフェカウンターなどが設置されており開放的な雰囲気。

 さらに「私のお気に入りの場所。観戦の穴場です」と木戸ちゃんが勧めるのが、2階の「エキサイティングステージ」だ。ガラス窓のない吹き抜けの観戦エリアで、目の前で繰り広げられる1Mの攻防は迫力満点。とどろくエンジン音がまさにエキサイティング!

 いよいよメインスタンドに潜入する。エスカレーターで3階の観覧席へ到着すると、眼前に美しい水面がパッと広がった。巨大なガラス窓には、視認性が高い「ノンリブガラス」を採用。猛スピードで駆け抜ける艇の動きを、ストレスなく目で追うことができる。

 有料指定席「オーシャンシート」(160席)は全席にモニターが設置され、タブレット端末による投票も可能(40台先着)。4階の「ロイヤルシート」はフリードリンクや茶菓子などのサービスも付いていて「優雅にレースを楽しめます」。

 VIP感を味わったあとは1階のフードコートで腹ごしらえだ。木戸ちゃんのおすすめは鳴門名物「なるちゅるうどん」。柔らかくて独特の食感を持つ麺に甘いダシがよく合う。ボートレース鳴門のマスコットキャラクター「なるちゃん」を形取った「なるちゃんたい焼き」も人気だ。

 開放的な芝生広場、壁にヒノキが使われ環境に優しいキッズルーム…。まだまだ語り尽くせない様子の木戸ちゃんだが、そろそろタイムアップ。

 この生まれ変わったボートレース鳴門に全国から強豪選手が集まり、2日から「G1・大渦大賞」が開催される。木戸ちゃんの“推しメン”は「地元のエース田村隆信さん。いつもドキドキしながら応援してます!」。ハート型になった目で水面を見渡しながら、最後に「開放感があってダイナミックなレースが楽しめます。家族みんなで来て下さい!」と力いっぱいPRしてくれた。

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