【大阪杯】ブラック始動戦から全開

 「大阪杯・G2」(4月3日、阪神)

 注目の初タッグだ。演歌界の大御所・北島三郎氏が所有する菊花賞馬キタサンブラックが、競馬界の“レジェンド”武豊と初コンビを結成。いよいよ16年の始動戦を迎える。

 16日に“初合体”。栗東CWで併せ馬を行い、6F80秒5-39秒6-12秒9の好時計をマークした。首差先着に、武豊は「さすがにいい馬だね。乗りやすかった。ラストで馬を抜いたらソラを使ってやめようとしていたけど、動きは良かった。さすがはG1ホース」と好感触を口にした。

 24日の1週前追い切りも上々の動き。CWを単走で駆け抜け、6F81秒8-38秒8-11秒7を記録した。清水久師は「予定よりも時計が速くなったけど、無理はしていませんからね。休んでいる間も緩めずに乗ってきた。久々を感じさせない仕上がりです」と万全の態勢に胸を張る。

 復帰戦の舞台は阪神芝2000メートル。阪神は初めてだが、指揮官は「これまでも初めてのコースをこなしてくれた。関係ないと思います」と強気。距離に関しても「テンに行ける脚があるし、控える形になってもしっかりと折り合えますから」と意に介さない。

 視線の先には天皇賞・春(5月1日・京都)を見据えるが「ここを叩いてからと言うつもりはありません。結果を出したい」とトレーナー。大阪杯6勝の名手&菊花賞馬の初タッグ。目が離せない。

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