【フィリーズR】ソルヴェイグいざ桜へ

 「フィリーズレビュー・G2」(13日、阪神)

 ニューヒロインの誕生だ。抽選突破で出走にこぎ着けた1勝馬のソルヴェイグが、積極策から直線力強く抜け出して重賞初制覇。桜花賞(4月10日・阪神)候補に堂々と名乗りを上げた。1番人気アットザシーサイドは猛追及ばず2着。3着には逃げ粘ったキャンディバローズが入り、上位3頭が本番への優先出走権を手にした。

 これが真の姿だ。内めの好枠を引き当てた8番人気のソルヴェイグが、乾いた芝をしっかりとつかんで力走。好位に取りつき、直線で逃げるキャンディバローズを満を持して抜き去ると、返す刀で後方から迫ったアットザシーサイドの追撃をシャットアウト。鮮やかに重賞初制覇を飾った。

 4戦中3回1番人気に支持された好素材。3、5着の近2走は渋った馬場に泣かされたが、良馬場なら反撃できる下地はあった。「新馬の時から素質を感じていました。きょうはいい枠を頂きましたし、人気の逃げ馬が前にいたので直線までスムーズに走れればと思っていました。しっかりと我慢してくれて本当にいい内容で走ってくれました」。殊勲の川田は中日新聞杯(サトノノブレス)に続き、土日で重賞をジャック。絶好調の勢いを余すことなくパートナーに伝えた。

 思い入れの深い血統から出た重賞ウイナーに、鮫島師の喜びもひとしお。祖母アイリッシュカーリ、母アスドゥクールも自らが手がけた。3代目は「食が細い。特別に青草をあげたりしているが、それでも細い」と、この日のマイナス6キロに頭を悩ますが、前哨戦で阪神の坂をこなせるパワーを証明してみせた。馬体さえ回復できれば、本番でも怖い存在となるだろう。

 課題はもうひとつ。初めてのマイルも克服しなければならないが、師は「祖母は気が強かったが、1代経て薄まったかな(笑い)。あの折り合いなら、マイルでも大丈夫じゃないか」と前向き。“打倒メジャーエンブレム”を掲げる関西馬に、新たな一枚が加わった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス