菜七子「いつの日かダービー勝ちたい」
16年度新規調教師・騎手への免許交付式が15日、都内のJRA六本木事務所で行われた。新規の調教師3人、騎手6人は念願のJRA免許証を手にし、今後の活躍を誓った。
16年ぶりのJRA女性騎手として注目される藤田菜七子騎手(18)=美浦・根本=は「まだまだ足りないところがたくさんあるし、プレッシャーもあります。それでもここまで支えてくださった方々のためにも結果を残さないといけないと思っています」と真剣なまなざし。「いつの日かダービーを勝ちたいです」とあらためて決意を語った。
デビュー戦には3月3日に川崎競馬場で行われる指定交流競走・マーチスター賞が候補に挙がっている。「一日でも早く乗りたい。まずは初勝利を目指して、一つ一つ勝ち星を積み重ねていきたいです」と意気込みを口にした。