【共同通信杯】オーディン進化見せた

 「共同通信杯・G3」(14日、東京)

 東スポ杯2歳Sを極上の末脚を駆使して快勝してから約2カ月半。厩舎にとどまって鍛錬を重ねてきたスマートオーディンが10日、栗東坂路を真っすぐに駆け上がった。ステイチューン(3歳500万下)を前に見ながらスムーズに加速。2馬身先着を決めた。4F54秒6-38秒7-12秒2。ぶれのないフォームで進化を伝えた。

 「馬装する前の馬体を見てもいい感じに仕上がっている。遅い時間帯でしたが、手前をしっかりと変えて、最後まで真っすぐきれいに伸びていましたからね」。中間はプール調教などに加え、さまざまな角度からバージョンアップを図ってきた、と松田国師は話す。

 「追い切りまではトライして、競馬でもう一つ上のステージに行ければ」と期待感を抱く。父は厩舎の先輩で10年NHKマイルCを制したダノンシャンティ。並ではない瞬発力はまさに父譲り。東京の長い直線が、この馬には似合う。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス