【中山金杯】ブライトエンブレム軽快
「中山金杯・G3」(5日、中山)
飛躍の年へ、4歳馬ブライトエンブレムが重賞V発進を誓う。
年男の小島茂師も力が入る。「昨年はなかなかうまくいかなかったからね。これが競馬だけど、今年はしっかり結果を出したい」と熱く燃えている。
3日の朝は自らが騎乗して美浦Wで軽快なフットワークを披露。4F53秒4-39秒9-13秒3をマークした。既に年末(30日)に併せ馬(美浦W=4F57秒3-13秒3)を消化しており、昨年10月の菊花賞7着以来となるが、馬体はすっきりと仕上がっている。
今回は弥生賞2着、皐月賞4着と相性のいい舞台。一昨年の札幌2歳S以来の白星へ、自然と期待も高まる。指揮官は「菊花賞で痛めた首はすっかり大丈夫。負荷をかけながら調教ができたし、レース当日にちょうどいい状態に持っていける。(自分が)年男と騒がれているけど、使うだけじゃないよ。関東馬を盛り上げていきたいね」と、初戦から全力投球だ。